受賞して講演もさせていただいたのだけれどこうして記事にするまでにだいぶ遅れてしまいました。
夏期講習で忙しい(まだ続くし)と指導以外がおろそかになりがち
7月22日(金)から出町アカデミーは夏期講習にも入りました。
当然、そんな中で筆が進むはずもなく、時間ばかり経ってしまいました。
遅々として進まなかったことにいろいろ言い訳はあるわけですが、
塾が生徒に出す宿題と同じように、
できなかった言い訳はどうでもよくて(本当にどうでもいいわけじゃないけれど)
それよりもじゃあこれからどうするか、を話題にしましょう。
ブログ記事の場合は…とにかく書くしかないわけですしね。
文章にする「時間を作れなかった」ことを反省してみる
受賞した、記事の最初に「文章に出来なかった」ことの反省を書くのには理由があります。
それはそもそも「Studyplus For School Award」は何かということに関係があります。
Studyplusは学習記録(と管理)をする、主にはスマホ向けアプリです。
(タブレットやブラウザでもサービスは利用できる…はず。気になる方は提供もとでの確認をよろしくお願いします。)
「学ぶきっかけをつくるプラットフォーム 」としてのアプリ
で、それを当塾は生徒さんに使ってもらい学習管理や学習計画の作成に利用している。
同時に生徒さんとのコミュニケーションをとっている。
大切なのはそうしたツールを使うことではなくて、
当然、
そのツールで何がしたいのか。
学習の質を上げるために何をするのか。
また、塾としては、何が生徒さんに対してできているのか、が大切。
学習を成長するための技術としての習慣化。
これを達成するためのツールの1つが、当塾にとってはstudyplusだということです。
習慣にするのは難しいけれど成長に必要なこと
習慣にする、というのは難しいことです。
と同時に非常に重要な要素だとも考えています。
そこで当塾で大切にしていることの一つは、宿題を以下のように設定するということです。
- 宿題は毎日ある
- 次回までの宿題についてはいつやるか決める
- 予定は決めてスケジュールに書く
こういう行動設定とその習慣化は、
学習はもちろん、
何か習得しようという訓練として、
また仕事のようなことも含めて、
限界という自分の思い込みや他者からの課題という客観的制限を乗り越えるときに重要な技術です。
文章にする「段取りを正しく実行できなかったこと」を反省
実際に、私の仕事のリストの中にはこうした文章化、記事化がタスクとして含まれています。
時間を作れなかった、というよりは
設定した時間通りに1つ1つのことをこなせなかった、
加えて、変更された予定を修正することができなかった、
ということ。
当たり前の話として、予定や目標は変わるものなので絶対に達成しなければいけないものではありません。
道しるべを外れることはあるものだし、
そういう過程が楽しいという場合だってある。
ですから、時間を作れなかったという事実よりは、
「決めたことを実行できなかったこと」もっというとその原因を反省し分析をしたいと考えています。
それは原因を追及して責めるというよりは「じゃあどうする」という反省と試行錯誤の繰り返しが成長につながると考えているから。
仕事ということに限っても、その質を向上させるということなんだろうと考えています。
習慣のしかたは明確。実践については日々試行錯誤。
本当はStudyplus For School Awardを受賞して講演をした話を具体的に記事にするつもりだったのですが、
これを書くと設定した時間が終わるのでここまでにします。
時系列の順序も入れ替わりますが、受賞そのものや講演の話はまた別の機会に触れることにします。
塾としては、方法論として、
こうすれば力がつく、習慣にできる、
ということはかなり明確なことだと考えています。
生徒さんが実行すべきことも明確に伝えています。
ただ、それが徹底して実行できるか(実行してもらえるか)となると少し話が別になってきます。
理論と実践の違いだと言えばそうかもしれません。
型のある理想の方法論をいかに個別の生徒さんに合わせて進めるのかが塾の仕事の1つだというのも実際だと思います。
塾、またそこで指導にあたる講師としても、まだまだ足りないところというのは日々発見があって、
その発見も、またその解決の手がかりも、
生徒さんとのコミュニケーションの中にある。
そういう実感の中でこの夏期講習期間を過ごしている。
最後に書いておきたいのはこの実感なのかなと思いつつまとめさせてもらいます。